2013年11月4日月曜日

いい悪いは大衆が判断してくれる

が,今日4日の 『日々のことば 本田宗一郎「夢」』 のことばでした.「自分の勝手な思い込みで品物を作り、サービスをしていないか。大衆の求めによらない、ひとりよがりの品物やサービスは受け入れられるはずがない。いいか悪いかは、会社ではなく大衆が判断するものであることを忘れてはならない。」 という解説が添えられていました.
 実は,このことばについては,二年前に 『日々のことば 本田宗一郎「夢」』 を購入した時の投稿で,簡単に自分の考えを述べているのですが ⇒「m-shige's log: 日々のことば 本田宗一郎 「夢」」,改めて,このことばの意味について,考えてみたいと思います.

 確かに,自分の考えたことが,他の人に容れられれば嬉しいですし,そうでなければ悔しいと思います.しかし,容れてもらえないのは,その人の考えに魅力がなかったり,問題があったりするからであって,その人の考えに賛同するように,強要するというのはおかしなことです.誰にとってもいいことであれは,すぐに理解してもらえるでしょうし,反対に悪いことは,何をやっても理解してもらえない.落としどころなど探し回っているような時点で,その提案や方針自体が,間違っているということではないでしょうか.自分の自己実現のために,他人を巻き込むなんて,もってのほかだと思います.

 ああ,また,愚痴っぽいことを書いてしまった… どんなことでも前向きに,と思ってはいるのですが,なかなかそうはいかない.いかんいかん.

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