という文庫本を,先週の金曜日に川崎駅前の 「BOOKOFF SUPER BAZAAR 川崎モアーズ」 で,1992年12月5日第34刷発行当時に定価670だったものを400円(税込)で購入しました.古本のわりには高いと思われるかもしれませんが,現在の新品は1,015円もするらしいので,良い買い物をしたと思っております.
著者はカール・ヒルティ(1833-1909)というスイスの哲学者で,国際法の大家でもあったという人です.内容は 「聖書の言葉を引きながら、人はいかに生きいかに自分を深めてゆくかを、諄々と説く」 というものです.聖書からの引用がたくさんあります.古典と言えるものだと思います.
日記のように,章が月,節が日という形で,各節に日付がつけてあり,365節あることになります.それぞれの文量が数行から長くても2ページ程度となっています.パラ見してみましたが,わかりやすい日もあれば,まったくわからない日もあります.2ページ&わからない日は,そうとう辛いと思います.
正直,何も知らなければ,絶対に手に取ることのなかった本です.ある別の本をきっかけに知り,自分にとって教育者としての指針を示すことになった言葉が,この本からの出展でした ⇒「m-shige's log: 私の生涯の仕事」.この言葉は,今でも居室の机の上に掛けているホワイトボードに貼ってあります.
買った日付のところから,毎日寝る前に一節ずつ読んでいますが,意味深の内容の日は,「うーん」 と考えているうちに,寝落ちしてしまうこともありました.書名は,伊達ではありません.そして,上のことばに会える日が来ることも楽しみにしています.
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