2014年10月30日木曜日

教育は多面差し

 今日の午後は,卒研生5名全員が中間発表(に準ずるとしたプレゼン)をした後,研究グループ別にミーティングを行い,夕方は 「キャリア教育演習」 の一環で訪問してきた2グループと面談,前頭葉が痛くなるほど頭を使いました.

「ためん-ざし 【多面差(し)】 将棋・囲碁・チェスなどで、同時に複数の人を相手にして指すこと。」出典:iPadの大辞泉

 学生に対する教員の指導は,正に 「多面差し」 だと思います.全ての対戦に勝つつもりで差しています.どれかは負けてもよいという気持ちで指している教員はいないでしょう.負けそうだったら,勝てる人数に対戦者を絞り込まないといけません.あ,ここでいう教員の勝利とは,学生を論破するということではなく,学生がさらに前に進めるような,有益なアドバイスができるかということです.

父の菜園で採れた,超弩級ブロッコリー
 しかし,自身の研究に専念している学生が,私よりも気が付かないことなんて,なかなかあるものではありません.本当に全力で対応しないと,無駄に時間を費やすだけです.これから年度末に向けて,全ての戦いに勝利できるようにアゲていきたいと思います.

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