2014年8月21日木曜日

ダイエットは 運動1割、食事9割

という本を,妻からの強いプレッシャーで,8月9日に購入する羽目になりました.「痩せるために運動してもムダです!?」 色々なことが書いてありましたが,とても分かりやすい文章で理路整然と書いてあるので,翌日には読了してしまいました.痩せるためには,運動よりも,食事から.これは,自分の実体験からも,共感できる内容でした.

 私は,今でも痩せているというわけではありませんが,独身のころはもっと太っていました.大学院に進学して,理化学研究所で研究活動をしていた頃は,朝6時半に家を出て,日付が変わる頃に帰宅するという,ムチャクチャな生活をしていました.しかし,朝と夜は自宅のものを食べていたので,あまり太りませんでした.

 ところが,大学の教員となり,一人暮らしをするようになってから,食生活が崩壊しました.朝は調理パン,昼と夜は学食で食べたいものを腹いっぱい,休日は自宅で食べ飲み放題.現在,経過観察扱いとなっている私の脂肪肝は,この頃の乱れた食生活が原因なのです.それから結婚するまでの8年,体重は右肩上がりで上昇し続け,結婚する頃には生涯最大の80キロを計測してしまいました.

 そんな私の姿に不安を抱いた妻と義母が,私のためにダイエット作戦を開始したのです.夕食時のご飯と肉の量が,165グラムと80グラムに,それぞれ制限されました.そして,料理に油を使わなくなりました.結婚してから,自宅で揚げ物を食べたことがありません.その替わり,野菜は無制限でした.たったこれだけのことで,半年間で10キロの減量に成功しました.いかに摂取カロリーが飽和状態だったかということです.妻と義母は,私の生命の恩人です.感謝しています

 しかし,結婚から10年経過した今,70キロの体重が,まったく動かなくなってしまいました.今の自分の運動性能を客観的に解析すると,もう少し痩せた方がよいのだけれど… と思っていたところに,この本を読んだことが大きなトリガーとなりました.自分のダイエット第二次作戦を,自ら発令したいと思います.

 具体的には,夕食を我慢しているのだからと自由に食べることを許されていた昼食をターゲットにすることにしました.まず,これまで普通盛りだったライスを小ライスにしました.さらに,主食は魚にして,野菜の小鉢を二つ選び,これに小豚汁か味噌汁を付けます.肉や揚げ物は一切食べません.肉は夕食で出てくるので,お昼に食べる必要はないのです.

 かなりキビシイと思われるかもしれませんが,実は私は肉より魚の方が好きなので,食事を楽しむということについては,あまり問題はありません.生協食堂のメニューは魚が少ないので,ローテーションを考えることが難しいですが,週に1,2回は学外で食べて,メリハリをつけようと思います.

 ブログで公言してしまいました. もはや,後戻りはできません.読者の皆様には,私の普段の行動をよく観察していただき,何か変なものを食べていたら,遠慮無く突っ込んで下さい.あ,旅行や宴会の時だけは多めに見て下さい.楽しい宴席をしらけさせるのは,太るよりもつらいことなのです.でも,暴飲暴食はしないように気をつけます(実は,これが一番難しいかもしれない…)

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