2014年7月9日水曜日

健康管理も仕事のうち

が,今日9日の 『松下幸之助 日々のことば 「道をひらく」』 のことばでした.「強い熱意があろうと、また素晴らしい才能を持っていようと、病(やまい)に伏していたのでは宝の持ち腐れになってしまう。やはり健康であればこそ、それらを仕事に生かすこともできるのである。そう考えるなら、健康管理はまぎれもなく仕事のうち。お互い、心身ともの健康に十分留意したい。」 という解説が添えられていました.ことばにも,解説にも,引くことも足すこともありません.

 組織の中で,人は責任を与えられて何らかの仕事をしていると思います.おそらく,能力に一杯いっぱいの仕事を与えられているハズです.そんな人が,突然,病に伏して,仕事が出来なくなってしまったらどうなるでしょう? おそらく,その人がやるハズだった仕事を,周囲の人が分担して消化することになると思います.ただでさえ一杯いっぱいの仕事をこなしている状態のところに,さらなる負荷を加えられたら,その人も壊れてしまうかもしれませんよね.正に,負の連鎖,ケスラーシンドローム.

 仕事のし過ぎで倒れてしまうというのなら,そうなる前に関係者に相談して,自分から仕事を遠ざけるべきです.その方が,仕事ができない状態になって,職場の同僚に迷惑をかけるより,よっぽどマシだと思っています.というわけで,心身ともの健康が維持できなくなると判断した場合,私は仕事を遠ざけさせていただきます.あしからず.

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