2012年7月2日月曜日

百パーセントのための百二十パーセント

が,今日2日の『日々のことば 本田宗一郎「夢」』のことばでした.『「棒ほど願って針ほど叶う」という。だから、一人の例外もなく、すべてのお客様にご満足いただき、喜んでいただくためには、いかに困難でも、百二十パーセントの製品やサービスを目指して努力しなくてはならない。』 という解説が添えられていました.目標を達成するためには,想定された以上の努力が必要だということです.

 研究活動も同じだと思います.出したい結果があるとき,その結果がちょうど出るように労力を調整しても,うまくいくハズはありません.おそらく,結果も満足できるものにはならないでしょう.この点は,研究室の学生に強く主張したい.

 競争もそうです.2位を狙って,2位になる人はいないでしょう.本気で1位を狙い,力及ばなかった結果が2位になるのではないでしょうか.最初から2位を狙ったら,3位以下の順位になってしまうと思います.

 目標を目指して進むという行為は,短距離走みたいなものだと思います.ゴール地点までギリギリの出力で走る人はいないでしょう.ゴールを最高速度で通過するつもりで,ゴールまでの距離以上のエネルギーを使っているハズです.

 ヤマトのエネルギー充填率も,常に「百二十パーセント」ですしね!

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