2011年6月13日月曜日

自ら認めた真実に従うことが勇気

が,今日13日の『日々のことば 本田宗一郎「夢」』のことばでした.「勇気というのは、強いからとか、勇ましいからあるというものではない。たとえ自分にとって不利な結末になろうとも、自分が真実であり、妥当であると考えたことを認め、それに従うことこそが勇気なのである」 という解説が添えられていました.
 人は誰でも,不本意なことがあると思います.認めたくないような失敗をすることもあるでしょう.しかし,失敗したことを認めないでそのままにしていても,なにも好転しません.逆に,どんどん悪化するだけではないでしょうか.
 自分から言うのもなんですが,私は行動する時に落ち着きや配慮が足りないことが多いらしく,本当によく失敗します.しかし,自分の間違いに気が付いた時は,すぐに迷惑をかけた人に謝罪し,全力で対応するようにしています.自己弁護に聞こえるかもしれませんが,失敗をしたいと思って失敗する人間なんていません.人間が失敗するのは仕方のないことだと思います.経験がないような新しいことだったら,なおさらです.大事なことは,失敗したことを潔く認め,責任を持って処理し,その後の活動に生かすことではないでしょうか.失敗した後の行動で,その人の本当の価値が決まると思います.
 今日のことばで本田宗一郎氏が言いたい「勇気」とは,「失敗を認める勇気,失敗に怯まないで前に踏み出す勇気」,ではないでしょうか.

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